クラウドサービスとして、EvernoteとKindle

最近では、これがないとことが進まない、と思い始めているのがEvernoteKindle、ですね。両方ともクラウドサービスで、Evernoteがフロー的な情報の扱いだとすれば、Kindleはストック的といえるだろうか。
Evernoteは、Word、ExcelPowerPointなんかで作っているドキュメントやPDFを片端から保存できるし、呼び出して更新も可能。Webサイトの情報なんかも必要な部分だけトリミングして保存することもできる。
あるテーマで原稿をまとめなければならないときに、テーマに沿ったすべての情報をEvernoteに集約しておけば、クラウド保存なので仕事場のPCだろうが自宅のデスクトップだろうが、普段持ち歩いているラップトップだろうがラッシュ時のスマホだろうが、どこからでも引き出してチェックと更新ができてしまう。
いわば、今いるこの場がオフィス、という…。各デバイスのセキュリティプロテクトも格段に進化しているので、まあ、USBメモリなんかを持ち歩くより遙かにセキュリティファーストなわけです。
Kindleの方は、Amazon電子書籍なわけですが、これはデバイスとしてのKindleを持ち歩かなくても、PC版、スマホ版の閲覧アプリが無料でダウンロードできるので、読みたいKindle書籍を購入すれば、どのデバイスからでも閲覧可能。電車に乗っているときでも、スマホを開いたらそこに面白そうな本が紹介されていて、その本のKindle版が出版されていればその場で購入して即読み始める、なんていうこともできます。本がぎっしり詰まった巨大な書棚を片手で持ち歩く、的な世界ですね。
特に自分の場合、自宅の本棚はすでにキャパシティオーバー状態なので、電子書籍で済むんだったら極力そうしたい、というのが切なる願いでしょうか。情報はなるべくクラウドに上げておいて、環境の制約を受けずに、気づきがあったら、その場で何かしら手を動かすなどして時間の省力化を図る。
そしてまた空間の方は極力簡素に、物理的なモノが少ない広々としたスペースを確保していく、というのがこれからの快適ライフなんだと思います。